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デザインは最終的なアウトプット

戦略
[ 2016年03月17日 投稿者:米田 浩二 ]

前回のブログでデザインは戦略の組み立てから必要ですよーという記事を書いたつもりが、、、

 

そうそうデザインは設計だよね。

意識の高いデザイナーはみんな意識しているよ。やっぱり設計が大事ですよね。

 

という感想があまりに多かったので、改めて戦略部分の説明をしようと思います。

今回は知り合いがたまたま撮影した写真を使って説明します。

デザインは設計だけじゃないですよ。

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※知り合いが撮影した写真を許可を得て掲載しています。

これ、何を伝えようとしているか分かりますか?

内容を見ると

「ドキドキすること」「323」

これが一番目立っていますね。

これだけで、ドキドキすること~やめられな~~い♪!リンドバーグのベスト版が出るのか!

と勘違いする人は若くは無い人ですね(笑

大阪環状線の車両が323系になる!ドキドキするよね~と分かる人は相当な鉄ちゃんですね。

 

先に正解を言うと「大阪環状線の車両が新しく323系になりますよ」という宣伝でした。

 

鉄ちゃんの方おめでとうございます!

参考:大阪環状線改造プロジェクトhttps://www.jr-odekake.net/railroad/osakaloop_kaizou/

 

伝わらない広告の理由

どうして、こんなアウトプットになったんでしょうね??

広告を見た人に内容は伝わらないと思いませんか?

伝わらないという事はどこかで何かを間違ったんでしょうね。

 

では、前回お伝えしたデザインに至るステップで見ていきます。

※5つのステップ

戦略→要件→構造→骨格→表層

この場合、印刷物なので構造は必要ないですね。

 

では、表層の前の骨格の部分はどうでしょうか?

骨格の部分はレイアウトや配置という部分です。

要件で洗い出した「ドキドキすること」「323」をどう配置するかというだけです。

ここで幾ら配置を変えても伝わる内容にするのは難しいでしょう。

恐らくデザイナーには要件だけが伝えられて、デザインをされたんでしょう。

もうお分かりになったと思いますが、要件の時点で何を伝えたいか、もうわからないんですね。

 

 結局、戦略から組み立てないとダメなんです。

じゃあその前の戦略はどうなるのでしょうか。考えてみました。

 

環状線をあまり利用しない人、あまり利用しようとしない人(お客様)に車両が新しく変わって気分が良くなるので(強み、優位点)ので利用してね。

 

戦略としてはあまり上手くないですね(汗

ドキドキ、キュンという表現は気持ち良いという感情の部分を抜き出し、より印象深いコピーにしたんでしょうね。

 

勘の良い方なら分かったと思いますが、お客様がここで抜けてしまったんですね。

だから、誰に何を伝えたいのか分からないデザイン(今回は広告物)になってしまいました。

5つのステップから考えると理由が見えてきますね。

つまり、デザインは設計だけでなく、戦略から組み立てる事が重要という事です。

 

追記:2016/03/07 14時

東洋経済に環状線の新型車両の事が書かれていました。

記事はこちら→http://naifix.com/blog-writing-naifix/

記事には大阪環状線改造プロジェクトの目玉という点

ホームドア設置を増やしたい国の事情の2つのポイントがあると書かれていました。

いずれにせよ、車両リニューアルの目的が曖昧ですね。

だから広告での表現も曖昧になってしまった感は否めないですね。